私の楽器たち:一音いくら?


一音いくら?

著:増澤 幸和

〜イングリッシュホルン〜

オーケストラに在籍していると、曲によって時々イングリッシュホルンが含まれたものがあります。

チターの右側は、オーボエ属で、左側より順に
イングリッシュホルン(仏名:コールアングレ)、
モダン・オーボエ、ウィンナオーボエ、バロックオーボエです。

古典ではバロックを除いてありませんが、たまにあっても、選曲の際イングリッシュホルンがいないからと断っておりました。

オーケストラのメンバーも増え、レパートリーも増えて来るとそうは言っていられなくなり、他のオケの所有者からお借りしたり、所有者ごと来ていただくことがありました。

それも段々煩雑になり、おまけにドヴォルザークの新世界をやるとなったのでとうとう退職金の一部をあてて購入しました。

那須フィルハーモニー管弦楽団 第5回定期演奏会より
2003年3月9日

めったに出番がないのに高価な買い物だったため、当時、一音いくら?とよく聞かれたことがありました。現在は?


新コレガリベラ合奏団

音楽のまちをつくる会スケジュール